鍵交換を考えたときにすべきこと

鍵交換の必要性の判断

ご自宅の鍵の調子が悪くなった場合には交換をお考えになるはずです。
鍵の使用は毎日のことですし、防犯のことを考えればためらってはいられません。
まずは交換が必要かどうかを判断することが第一です。
鍵の不調には、抜き差しが困難になるというものがあげられます。
ご自分が点検されてみる価値があるのは、鍵穴の清掃、鍵の汚れ取り、鍵の切り込み部分のすべりを良くする、などです。
鍵穴の清掃には掃除機を使います。
穴の中にほこりがたまってめづまりしている場合はそれで解決することもあるはずです。
鍵の汚れ取りは市販のスプレー式の潤滑剤を吹き付けてみます。
鍵穴の中の部品同士のすべりが良くなればさした鍵は楽に抜けるようになるはずです。
鍵の切り込み部分が変形などして、すべりが悪い場合には、工具で調整がきかなければ業者に相談することも考えます。

自分で鍵交換してみる

点検・清掃では問題が解決しないときには、鍵の交換を考えるべきです。
業者に依頼するのが確実ですが、ご自分で交換することもできます。
はじめての方でも工具の準備ができて手順をしっかりふめば、不可能ではありません。
その手順とは、寸法・規格の確認、鍵の選択、現在の鍵の取り外し、新しい鍵の取り付け、になります。
寸法は鍵の取り付け部分の名称を調べ、必要な箇所を測定すれば、規格に合った鍵の選択ができるはずです。
新しい鍵が決まれば、工具を用意して現在の鍵を取り外します。
古い鍵と新しい鍵の規格が同じであれば、取り付け部分の加工などは必要ないはずです。

鍵交換時の注意点

ご自分で鍵交換をされる場合に、もっとも気をつけなければならないことは、新しい鍵を取り付けた後に施錠・解錠の不具合を出さないことです。
場合によっては、ドアの開け閉めに支障をきたすことも考えられます。
そうならないために注意すべき点は、寸法をはかりまちがえない、とりつけねじを適切に締め付けるということです。
この2点がおさえられていれば深刻なトラブルは回避できます。
ご自分で鍵交換を経験されることは防犯対策への意識が高まることにもつながりますので試行錯誤に時間を費やされたとしても無駄にはならないはずです。