家族が多いので、出かける時は合い鍵をどこかに隠しておいた、そんな経験をしたことはないでしょうか。
独りで住んでいるのなら、鍵は自分が持っていればいいことです。
それが家族が多くなると、誰かが鍵をかけると後から来た家族が入れなくなってしまいます。
そこで、人目の付かないようなところに合い鍵を隠しておく、そんなことをする家庭が多いのではないでしょうか。
私のうちでも家族が多いため、鍵を玄関周りに隠していたことがあります。
植木鉢のしたとか、郵便受けのなか、外にかけてあるほうきの陰に隠していたこともあります。
ところが、侵入犯はそんなことはお見通しで、隠している鍵を使ってまんまと侵入して物色するのはお手の物だそうです。
鍵が玄関周りにあるのですから、侵入犯にしてみれば、どうぞ開けて入ってくださいといっているのも同じなのでしょう。
それを防ぐには、家族みんなが合い鍵を持っていて、合い鍵を玄関周りなどに隠さないことが大切です。
ですが、子供が小さくて鍵を持たせるのが心配であるなど、いろいろな事情で合い鍵を玄関周りに隠さないといけないということもあります。
そんな時は、キーレス錠に交換するといいそうです。
キーレス錠は暗証番号式の鍵になっているので、合い鍵を玄関周りに置かなくても、家族みんなが鍵を持ち歩かなくても大丈夫です。
それに、おかしいなと思った時は、暗証番号を簡単に変更することもできます。
鍵がなくても暗証番号だけで開錠できるのですから、家族が多いご家庭に便利なのではないでしょうか。
これなら、いつも鍵を持ち歩く必要もなければ、鍵を忘れてしまって家に入れないということもなくなります。
オートロック機能を利用すれば、鍵をかけ忘れてしまって大変ということもなくなります。
配線工事がなくても、すぐに取り付けられるキーレス錠もあります。
家庭の防犯対策にこれほど便利なものはないと思います。
もっとも、暗証番号は誰にも教えないことが大切です。